掛け目
掛け目とは、担保物件の価格よりも低く評価する際の比率のことです。
例えば、融資を申し込む時の担保(不動産)の時価が5000万円だったとします。掛け目が80%であれば、5000万円✕80%=4000万円になります。
掛け目は、金融機関ごとに基準が異なりますが、だいたい平均70%前後が多いようです。つまり、上記のような計算ででてくる掛け目によって、不動産担保の評価額が決まります。
建物の価値は年数が経つほど低くなります。その為、担保の価値は土地にあるのですが、山奥などの不便な土地は買い手が付きにくく、資産性がありません。これとは逆に、開発途中や今後の都市計画によっては価値が高まる不動産もあったりと、担保になる不動産の価格は大きく違ってきます。そのために、時価よりも低い金額になるように掛け目というものがあります。